サステナビリティ
NGPでは、自動車に使用されている素材の再資源化により廃棄物を抑制し、環境負荷を低減、持続可能な社会の実現を目指します。
廃車になった自動車から、リユース部品や鉄、非鉄などの資源として再利用されるものと、ASR(シュレッダーダスト)として埋め立て処分されるか、燃料として焼却されサーマルリサイクルされているものがあります。
NGPでは、自動車から発生するASRをさらに削減するために、通常廃棄されるものを回収することで有効な資源とし、価値あるものに生まれ変わらせ、サーキュラーエコノミーに貢献する取り組みを行っています。
廃車になった自動車のエアバッグ・シートベルトは、ほとんどがASR(シュレッダーダスト)として処分されてきました。エアバッグに関しては、事故の衝撃を緩和するために装着されているもののため、事故を起こさなければ利用されることはなく、ほとんどが「新品の状態で処分」されているのが実情です。
商品開発は、多くのキャンパーからの支持を集める「WILD-1」のオリジナルブランド「tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)」で、エアバッグとシートベルトが非常に強い素材であることを活かして、薪を運ぶ際の「薪バック」を制作しています。
製品のブランドは「tent-Mark DESIGNS」と廃車買取サービス「廃車王」とのコラボレーション。
廃車になった自動車の取扱説明書を回収しなければ産業廃棄物となり、ASR(シュレッダーダスト)として埋め立て処分されるか、燃料として焼却されサーマルリサイクルされます。
一方、日本古来の健康食品である梅も、加工業者から出る梅の種が産業廃棄物として処分されてきました。
NGPのアップサイクルプロジェクトでは、これら2つの廃棄物を廃棄せずに回収し、掛け合わせて「炭再生紙」を製造。「炭再生紙」を用いて消臭・除湿機能があるノベルティ「廃車王 炭エコクック」を製作しています。
NGPでは、 SDGs の目標にも掲げているとおり、「 3R の大切さを後世に伝える活動」として、子どもたちへの環境教育に力を入れています。
NGPのアップサイクルプロジェクトでは、自動車リサイクルの流れを通じて子どもたちに 3R の大切さを勉強してもらうため、廃車の取扱説明書を資源として有効活用して「環境教育ノート」を製作しています。