NGP日本自動車リサイクル事業協同組合（以下、NGP）は、2023年3月27日（月）に開催された、グリーン購入ネットワークが主催する環境教育を題材としたセミナーに講師として参加し、NGPが行っている子どもたちに向けて自動車リサイクルを通じて３Rの大切さを学んでもらうための取組みを発表しました。

■開催主旨
「企業・団体が実践する環境教育活動 ―次世代に伝える持続可能性への配慮―」
持続可能な社会の実現には、将来、社会の中核となる若年層に対して、持続可能性に配慮することの重要性を伝える教育の「場」と「機会」が必要である。
今回、学校や地域と協働し、環境教育を実践、特にプログラムや教材を自組織の活動に沿って構築している企業・団体より事例発表し、次世代を担う子どもたちのための環境教育の在り方について考える機会とする。
開催内容：https://www.gpn.jp/info/gpn/65c8f869-921d-42bf-9886-8676947106fa

NGPは、2021年にグリーン購入ネットワークの行う「グリーン購入大賞」にて、「大賞・経済産業大臣賞」を受賞しており、受賞団体として講演を依頼されました。
受賞の詳細：https://www.ngp.gr.jp/press/p_info/61.php

講演では、NGPの谷事務局長が登壇し、「自動車リサイクル事業者として３Rの大切さを伝えるために」と題して、NGPの取組む、子どもたちが自動車リサイクルを学ぶために製作した「環境教育ノート」を、より３Rの大切さを身近に感じてもらうためにアップサイクルしたことや、アップサイクルした環境教育ノートを、コロナ過で開催したバーチャル工場見学で活用したこと、また香川県豊島での環境再生・保全活動を通じての環境教育などの事例を発表しました。

セミナーはWEB会議システムを通して行われ、55団体104名が参加し、講演後はメールやチャットで質問が飛び交い、関心の高さがうかがえることができました。

子どもたちと地球の未来を守るためには、自分たちだけの力では解決できないと思っています。NGPは引続き、このようなセミナーにも参加し、自動車リサイクルを通じて３Rの大切さを伝えていきながら、自らの取組みの裾野を広げ持続可能な社会の実現を目指していきたいと考えています。