NGP日本自動車リサイクル事業協同組合は、一般社団法人 サステナブル経営推進機構が主催する「第5回エコプロアワード」において「経済産業大臣賞」を受賞し、12月8日(木)に「エコプロ2022」の会場内(東京ビッグサイト)にて表彰式が行われました。
NGP協同組合が「第5回エコプロアワード」にて「経済産業大臣賞」を受賞し表彰式が開催されました
2022年12月8日
【受賞活動】
「自動車リユース部品でカーボンニュートラルに貢献~CO2削減効果の定量化と研究成果を活用した普及・啓発」
<エコプロアワードホームページ>
https://sumpo.or.jp/seminar/awards/5th_eco-pro_award_results.html
<NGP協組受賞に関するプレスリリース>
受賞に関する詳細はこちら(https://www.ngp.gr.jp/press/p_info/64.php)
表彰式では、小林理事長の代理として鈴木専務理事が表彰状を授与されました。 鈴木専務理事は、共同研究者である明治大学、富山県立大学、関係者への感謝を述べた上で、今後もリユース部品の利用促進活動を通じてSDGs・カーボンニュートラルに貢献していきたいとの決意を語りました。
表里見隆治経済産業大臣政務官からは、以下のコメントをいただきました。
【里見隆治経済産業大臣政務官による受賞活動紹介・講評コメント】
今回「経済産業大臣賞」を受賞されたのは、環境面・経済面ともに優れた活動に取り組んでいるNGP日本自動車リサイクル事業協同組合です。
同組合は、自動車のリユース製品が資源の節約の観点から環境にやさしいことを具体的な根拠を用いて示すため、車を修理する際に新品部品ではなく、リユース部品を利用した場合のCO2削減効果について、明治大学・富山県立大学と共同で研究をしてきました。
この研究を通して、自動車部品を生産する時に発生するCO2だけでなく、部品を作るための資源採掘から原料生産、使用するまでの網羅的なライフサイクルアセスメント(LCA)を実施し、リユース部品使用による環境貢献度合いを見える化することが可能となりました。
また、同組合は新品部品の50%の価格を実現しており、利用者がよりリユース部品を選択しやすい環境を整えています。
また、研究結果を公表するだけでなく、リユース部品を利用したユーザーへは、見積書等に明記されるシステムを開発しています。
加えて、展示会を通して子どもたちにリサイクルの大切さを伝えるなど、同組合の普及・啓発の取組みも大変優れたものとお見受けしております。
こうしたNGP日本自動車リサイクル事業協同組合のこれまでの努力と功績に、改めて深い感謝を申し上げ、今回の受賞を心よりお祝い申し上げます。
表彰式の様子
(写真左)NGP 鈴木専務理事(写真右)里見隆治経済産業大臣政務官
里見政務官による講評
鈴木専務理事による受賞の挨拶
授与された表彰状
授与された記念盾
NGPは、当日開催中であった「エコプロ2022」において、研究成果を活用した展示を行っており、表彰式終了後に里見政務官がNGPブースを視察されました。
エコプロへの出展の様子はこちら(https://www.ngp.gr.jp/our_approach/eco_pro.php)
今後もリユース部品の利用拡大に取り組んでカーボンニュートラルに大きく貢献するとともに、研究成果を活用したSDGs活動に取り組み、自動車リサイクルを通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。