NGP産学協同研究会の論文が日本機械学会論文集に掲載されました
2021年1月15日
この度、明治大学大学院 理工学研究科 機械工学専攻 修士2年 小林峻氏が中心となって執筆した論文「自動車補修オプションの製品価値・環境負荷・コストの観点による適合性評価(自動車エンジンへの適用)」が、『日本機械学会論文集』2020年86巻891号に掲載されました。
以下のURL(JSTAGE)よりご覧いただけます。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/transjsme/86/891/86_20-00163/_pdf/-char/ja
本論文は、自動車を修理する際の選択肢である新品部品、リビルト部品、リユース部品に対して、トータルパフォーマンス指標(TPI)※を用いた適合性評価方法を提案し、提案した方法を軽自動車エンジンへ適用することでリユース部品やリビルト部品は新品部品よりも低環境負荷かつ低コストでありながら,新品部品以上のトータルパフォーマンスを有していることを示したものです。
本研究会では、今後もリサイクル部品利用促進による地球温暖化CO2削減の啓蒙活動に積極的に取り組んでまいります。
※「トータルパフォーマンス指標(TPI)」 製品が生み出す価値と、製造から廃棄までにかかる環境負荷とコストを、製品ライフサイクル全体で捉え、指標化したもの。
●リビルトエンジンの調査の様子