「第3回 NGP香川県豊島 環境保全・再生活動」を行いました
2020年10月28日
NGP協同組合では、2020年10月27・28日の2日間、香川県豊島にて環境保全・再生活動を行いました。当初は春に実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により中止としていました。
今回、コロナ禍の中でボランティア活動を実施するにあたり、瀬戸内オリーブ基金※1の担当者と活動実施に関する協議を何度も行い、新型コロナウイルス感染防止の観点から、マスク着用はもちろんのこと、豊島への定期船は使用せず、チャーター船の利用、本来は豊島に宿泊するところを、高松市に宿泊するなど、可能な限り豊島住民と接触をしないよう配慮することに重きを置き、今回の活動実施に至りました。
NGPは2019年にSDGsへの取組み(https://www.ngp.gr.jp/sdgs/)の一環として、豊島の環境再生・保全活動を実施しています。
第3回目となる今回は、実際に産業廃棄物が不法投棄された現場と資料館の見学、瀬戸内オリーブ基金が栽培しているオリーブ収穫・選果、不法投棄現場近くの海岸漂着ゴミ回収・分別活動を行いました。
詳しくはこちら(https://www.ngp.gr.jp/sdgs/teshima-project.php)
NGPでは、今後もオリーブ基金と協力して、「豊島事件」※2の悲劇を二度と繰り返さないために環境保全・再生活動に取り組んでまいります。
※1「瀬戸内オリーブ基金」
自動車リサイクル制定の契機ともなった不法投棄事件が起こった香川県豊島の環境保全・再生活動に取り組むNPO法人
(http://www.olive-foundation.org/)
※2「豊島事件」
1970年代後半から1990年にかけて、約90万トンの産業廃棄物が香川県豊島に不法投棄された、国内では戦後最大級といわれる不法投棄事件。不法投棄された産業廃棄物の中で、使用済自動車から発生するシュレッダーダストが最も多く、自動車リサイクル法制定のきっかけの1つとなった。