NGP協同組合は、2024年12月4日(水)~6日(金)に東京ビッグサイトで開催された日本最大級の環境展『エコプロ2024』に出展しました。
NGPは2006年よりエコプロに出展しており、今回が17回目の出展となります。
日本最大級の環境展『エコプロ2024』に出展しました
~NGPのサーキュラーエコノミーへの取組みをPR~
2024年12月16日
NGPブースには多くの小中学生が来場
今回のエコプロは、「いまこそSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)」がテーマであり、SXとは、企業がサステナビリティ(持続可能性)を重視した経営に転換することです。
昨今の資源の枯渇、増え続ける廃棄物といった問題を背景に、廃棄物を生み出さず、製品・資源を高い価値を保ったまま循環させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)が注目される中で、製造工程における資源投入量の多い自動車産業界では、廃棄物の発生を前提とした一方通行型のリニアエコノミー(直線型経済)からサーキュラーエコノミーへの転換がとりわけ重要です。
また、気候変動問題解決の鍵を握るカーボンニュートラル実現のためには、脱化石燃料、再生可能エネルギー促進、電化といった製品のライフサイクル全体での考え方の転換を図り、サーキュラーエコノミーへ転換していくことがますます重要となります。
NGPは、サステナブルな社会を実現するためにサーキュラーエコノミーへの転換に真剣に取り組んでいることから、クイズを交えながらNGPの自動車リサイクルを通じたサーキュラーエコノミーへの取組みを分かりやすく学べる動画をメインコンテンツとし、じっくり動画を観てもらうことで取組み内容を深く理解してもらうブースとしました。
サーキュラーエコノミーについて動画で学ぶ子どもたち
真剣にクイズに取り組む子どもたち
動画の上映の待機列ができる入口付近には自動車とリユース部品の実物を展示するとともに、通常廃棄されるものを生まれ変わらせたアップサイクル製品や自動車の資源の実物をブース内に展示し、動画にも登場するリユース部品のイメージと認知の向上につなげるとともに、アップサイクル製品を手に取って実感し、資源の有効活用、廃棄物削減の重要性の訴求につなげる構成としました。
自動車とリユース部品の実物展示
(開場前に挨拶をする小林理事長)
アップサイクル製品の展示コーナー
動画を視聴してアンケートに回答してくれた参加者には、自動車のエンブレムをプレゼント。
こちらも通常廃棄されるものですが、取り外すことで価値のあるものとして提供することで廃棄物削減に貢献しています。
前回に引き続き、ブース出展にあたっては、「カーボンオフセット証明書」を取得しました。これは、カーボンフリーコンサルティング株式会社の協力を得て、出展ブースに関わるCO2排出量を算定し、削減努力を行ったうえで、削減が困難な部分の排出量を他の場所で実現した排出権(J-クレジット)の購入により相殺したものです。
アンケートに回答した参加者にはエンブレムをプレゼント
ブース出展にあたり「カーボンオフセット証明書」を取得
今回のエコプロ来場者数は63,303人となり、NGPのブースにも多くの小中学生・高校生が来場されました。アンケートでも「NGPの取組み(サーキュラーエコノミー)を紹介する動画が一番印象に残った」との回答が多かったことから、動画で伝えることで、展示のみの場合よりNGPの取組みを印象に残すことができたとの手ごたえを感じました。
また、NGPが廃車王で引き取った車のリサイクル事業を通じてサーキュラーエコノミーを実践していることを、分かりやすく伝えることができたのではないかと思います。
<エコプロ2024出展概要>
日 時:2024年12月4日(水)~6日(金)
会 場:東京ビッグサイト(東ホール)※NGPブース 小間番号6-042
主 催:日本経済新聞社、一般社団法人サステナブル経営推進機構 ほか
入場料:無料