NGP協同組合は、2024年6月5日(水)、中学生の修学旅行におけるSDGsをテーマとした企業訪問学習として、豊田市立藤岡南中学校(愛知県豊田市)の3年生4名を受け入れました。
企業訪問学習では、まず、NGPの事業内容やSDGsへの取組みの全体像について動画を交えて紹介し、工場見学動画で自動車リサイクルの一連の流れを楽しく学んだ後、廃車の部品の実物を見ながら、解体や素材ごとの分別について学びました。これにより、自動車リサイクルの一連の流れを理解してもらうだけでなく、素材ごとの徹底的な分別による資源リサイクルの大切さについて、体験を通して伝えることができました。
その後、香川県豊島の環境保全・再生活動※1やNGPアップサイクルプロジェクト※2などの具体的の取組みの動画を交えながら、SDGs宣言・目標、NGP SDGsモデルの考え方を伝えることで、自動車リサイクルを通じた廃棄物抑制や持続可能な資源利用、アップサイクルの概念はもちろんのこと、NGPのSDGsに対する想いを知ってもらうきっかけ作りにもなりました。
中学生からは、「バックミラーなどのガラス製品はどのようにリサイクルされているのか?」「リサイクルする時に出る熱をどのように利用しているのか?」「リユース、リサイクルできなかった部品はどうなるのか?」といった質問があり、関心の高さがうかがえました。
また、NGPを訪問先に選んだ理由としては、「学校でSDGsの17の目標の中から地域に必要なものを掘り下げる中で、豊島での活動を行っているNGPに興味を持った」とのことでした。