NGP協同組合は、2023年6月26日、一般社団法人科学技術と経済の会(JATES)の「ライフサイクル・メンテナンス研究会」にて講演を行いました。
科学技術と経済の会は、技術と経営ならびに経済に関する異業種の交流や研究活動を行っている団体で、「ライフサイクル・メンテナンス研究会」はメンテナンスに関する啓発や情報交換、調査研究を中心に活動している研究会で、今回は第183回目となります。
講演は、NGPの産学共同研究会発足時から現在まで、本研究のすべてに携わっている事務局の早川課長が行いました。
<演題>
自動車リサイクル部品でカーボンニュートラルに貢献
~削減効果の定量化と研究成果を活用した普及・啓発~
早川課長は、まず、2013年5月より行っている、自動車リサイクル部品のCO2削減効果に関する明治大学・富山県立大学との産学共同研究※の内容や成果について、実用化に至るまでの苦労を交えながら述べました。
その後、研究によるCO2削減効果の定量化がSDGs宣言における具体的な数値目標の設定、さらにSDGs・カーボンニュートラルへの各種取組みにつながっていることに触れ、講演の最後には、時代も車も目まぐるしく変化する中で、研究を継続・拡大するとともに、研究に基づくCO2削減効果のさらなる普及を図りたいと、今後の研究の方向性や想いについて語りました。