NGP協同組合は、2023年5月に、中学生の修学旅行におけるSDGsをテーマとした企業訪問学習として、3校合計25名の中学生を受け入れました。
企業訪問学習では、まず、NGPの事業内容やSDGsへの取組みの全体像について動画を交えて紹介し、工場見学動画で自動車リサイクルの一連の流れを楽しく学んだ後、実際に廃車の部品の解体・分別体験(時間の都合で解体済みの部品の説明のみとなった学校もあり)を行いました。 これにより、自動車リサイクルの一連の流れを理解してもらうだけでなく、素材ごとの徹底的な分別による資源リサイクルの大切さについて、体験を通して伝えることができました。
その後、香川県豊島の環境保全・再生活動※1やNGPアップサイクルプロジェクト※2などの具体的の取組みの動画を交えながら、SDGs宣言・目標、NGP SDGsモデルの考え方を伝えることで、自動車リサイクルを通じた廃棄物抑制や持続可能な資源利用、アップサイクルの概念はもちろんのこと、NGPのSDGsに対する想いを知ってもらうきっかけ作りにもなりました。
中学生からは、「自動車リサイクルだけでなく、環境や子どもたちへの取組みも行っている理由は?」「自動車部品をリユースする際に気を付けていることは?」「自動車のリサイクル率は99%とのことだが、リサイクルされていない残りの1%はどんなものか?」といった質問や、「学校でSDGsの17の目標の中から興味のあるものを掘り下げている」「学校でペットボトルのキャップを分別している」といった学校でのSDGs学習・取組み内容の紹介などがあり、関心の高さがうかがえました。