サステナビリティ
産業廃棄物不法投棄現場にある「豊島のこころ資料館」は、有害廃棄物を持ち込んだ事業者が現場事務所として使用していた建物をそのまま利用している資料館です。資料館の中には産廃(シュレッダーダスト)の剥ぎ取り壁面が展示されているほか、数十年にわたる豊島事件に関する資料が展示されており、その時、豊島で何が起きていたかが、歴史年表とともに展示されています。
「豊島事件を二度と起さない、起させない!」 環境教育の場として、とても重要な役割をもつ資料館です。
しかしながら、雨漏りや長年の風雨による老朽化が進み、外壁補修工事が必要となりました。
NGPでは、豊島事件を語り継ぐための非常に重要な資料館であり、環境教育の場として利用するには欠かせない資料館であることから、NGPからの毎年の寄付金を利用して補修工事費に充てて頂きました。
2021年2月27日に豊島を訪問した佐藤理事長に対し、廃棄物対策豊島住民会議の安岐事務局長より感謝の意をいただきました。