豊島産廃問題の歴史

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1965年~
  • 土地所有者により珪砂(ガラス原料)を目的とした大量の土砂の採取
  • 土地所有者による有害産業廃棄物処分場の計画 ・豊島住民たちによる猛反対、香川県庁にデモ行進
1978年
  • 土地所有者は猛反対に対し矛先をかえた「木くず、食品汚泥など無害な 産廃を利用してミミズの養殖」について香川県が事業許可
1980年代
  • 自動車破砕くずを中心とした産廃が持ち込まれ、健康被害が相次ぐ
1990年11月
  • 兵庫県警が業者を摘発。「ミミズの養殖を騙った産廃の不法投棄」容疑
1993年
  • 全島民が香川県と土地所有者に対して公害調停の申請
2000年 6月
  • 公害調停成立(香川県の責任と産廃の完全撤去、現場を元の姿に戻す)
2002年 7月
  • 使用済自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法)成立
2003年
  • 産業廃棄物の撤去開始
2005年 1月
  • 自動車リサイクル法 施行

2017年 3月
  • 廃棄物(総量93万トン以上)の撤去完了(撤去開始から14年)
  • 土壌汚染された地下水の浄化作業
2021年
  • 一部のエリアを除き地下水が排出基準に到達
2022年 3月
  • 遮水壁の撤去完了
  • 産業廃棄物不法投棄現場を元の姿に戻す作業開始 (地下水の浄化施設等の取り壊し、整地 等々)
2023年 3月
  • 産廃特措法(国の支援)の期限を迎え事業終了

<参考>

  • 2022年は自動車リサイクル法成立から20年の節目
  • 2023年4月以降、自然の浄化力による「環境基準」を目指す
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