弊組合は、NGPグループ創立から３８年、協同組合としては２１年目を迎えます。

本総会は、厳しい事業環境の中、組合員の皆様との連携をさらに強化し、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの実現を目指す活動を進めるための重要な機会となりました。

昨今の地球温暖化による気候変動がますます深刻化する中、持続可能な資源の利用方法として自動車リサイクルが果たす役割は非常に大きいと言えます。そういった中で、今年の総会では、特にカーボンニュートラルに向けた戦略として、循環型経済「サーキュラーエコノミー」の推進に焦点が当てられました。理事長である小林信夫氏は、地球温暖化を背景とする異常気象が続く中、持続可能な未来に向けた取り組みの重要性について強調し、今後も組合員一丸となってこれらの課題に取り組む意志を示しました。

自動車産業の循環型経済への移行は、今後さらに加速することが予想されています。リユース部品の利用促進や廃棄物の削減、素材の再資源化は、サーキュラーエコノミー実現に向けた重要な課題です。総会では、特に資源の循環利用と、環境負荷低減に向けたリユース・リサイクル部品の利用促進について、今後の活動方針が提示されました。

引き続きサーキュラーエコノミーの推進を重視し、自動車リサイクル業界におけるリーダーシップを発揮することで、業界全体の発展に貢献し、組合員の皆様と共に「地域No.1事業者」を目指し、持続可能な未来の実現に向けて邁進します。

創立者である大石一彦氏が掲げた三大信条「お客様第一」の理念に基づき、諸先輩方が作り上げたNGPグループを、より強固なグループに発展させる為に、全組合員が一致団結し、持続可能な社会のため、自動車リサイクル事業を通じて地球環境に貢献し、子どもたちの未来に豊かで美しい地球を残すため、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーの実現に貢献してまいります。

以上