東日本大地震被災自動車のNGPグループ第一次撤去活動報告
2011年5月10日
プレスリリース
被災自動車撤去救援活動の第一次報告について
第一陣のA班(4月11日~4月15日)は、仙台市道路管理課の依頼により、市道、県道、国道の通行を妨げている被災車両を中心に撤去作業を行いました。
作業の安全性を確保する為、2班の組分けによる車両と人員配分を行い、撤去作業に着手しました。
道路から転落している被災車両等は、汚泥や海水を含み重量が1.5倍以上となり、クレーン車両が浮き上がる等、大変厳しい悪条件でしたが、NGP各社の精鋭軍団の高い技術スキルにより効率的かつ安全な作業を実施いたしました。
このグループ分け作業体制の経験が、B班、C班へとノウハウとして継承されることとなりました。
第二陣のB班(4月18日~4月22日)は、オリエンテーションでは、A班での教訓を受け、強く安全について諸々の注意点が説明されました。現地視察も行い事前の情報提供も丁寧に行いました。
特に蒲生地区は、住宅瓦礫が山積され道路も狭く大変な撤去作業現場の作業となりました。
第三陣のC班(4月24日~4月27日)は、NGPの北陸支部を中心に、東海支部、南関東支部、東北支部、九州支部の各地組合員が集合し、最多数38名の支援部隊となりました。
この班の作業地域は、海沿いの若林区岡田地区、出花地区、荒浜地区と広範囲に被災自動車が散乱する地域であり、保管ヤードまでの距離もあり効率が悪い条件の下での作業でした。
今後の支援活動について
従来、一定の熟練度を要していた形状評価を、客観的で定量化された品質計測を確立し、 流通市場における信頼性を高め、かつ、検査時間の短縮を図る必要がありました。
画像計測のメリット
5月9日からELV対策本部を中心にELV機構組合員及び全日本高速レッカー事業協同組合員の皆様が2週間の予定で支援活動が実施されます。 作業地域は、仙台市廃棄物指導課の依頼地域であり約920台を対象に実施する予定となっています。 NGPグループとしては、ELV対策本部支援体制にて大橋岳彦理事長が宮城県対策担当部長の任を受けていることから宮城県の仙台市を中心に支援活動を実施してきました。 NGPグループは、4月11日~約3週間に渡り仙台市若林区の被災自動車撤去作業を行い、 総スタッフ数:延べ477名、参加会社:延べ65社となりました。 今後も出来うる支援活動を行い、東北地域の支援活動を継続的に行ってまいります。
作業前の全体ミーティング
第一陣の救援活動車両揃い踏み。これから出陣
NGPの効率的かつ的確な作業で現地作業は10 倍にスピードUP
丁寧さも秀逸。困難な作業も技術と経験でこなしま
行政立ち会いのもと打合せ
車両撤去後の保管ヤード
詳細については…NGP総務広報委員会 担当 まで
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
URL http://www.ngp.gr.jp
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TEL:03-6705-1208 FAX:03-6705-1209 - 株式会社NGP
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