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第18回通常総会開催~ 持続可能な社会の実現に向けてSDGs総会を開催 ~

プレスリリース

2022年10月24日
No.67

弊組合は、NGPグループ創立から36年、協同組合としては19年目を迎えます。

本総会は新型コロナウイルス感染防止の観点から来賓招待を中止するとともに、組合員における現地出席についても任意として執り行われました。オンライン形式ではなく、組合員が実際に集まって開催される総会は実に3年ぶりとなります。冒頭、挨拶に立った小林信夫理事長はまず、新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の災禍においても組織活動・事業活動に尽力してきた組合員に向けて、深い感謝の言葉を伝えました。「NGPが一致団結し、全組合員が将来を見つめ、より強く、より前へ進んでいきたいと考えています」と、NGPの強みである結束力を活かし、さらなる発展に向けて事業展開を進めていく方針を強調しています。

挨拶する小林理事長

挨拶する小林理事長

総会会場

総会会場

今回の総会は、国内最大級といわれる産業廃棄物の不法投棄事件「豊島(てしま)事件(※1)」が起きた香川県豊島の近く、ホテルグランヴィア岡山(岡山県岡山市)で開催をしました。

戦後最大級の産業廃棄物不法投棄事件が発生した豊島では、国の財政支援を受けられる「特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法(産廃特措法)」が2023年3月31日に期限を迎えます。 豊島が本来の自然環境を取り戻すにはまだ長い時間が必要ですが、産廃特措法の終了によって、「豊島事件」は一つの節目を迎えようとしています。

豊島での環境再生・保全活動を継続してきたNGPは、この節目に改めて豊島事件を振り返り、SDGsに向けて取り組む意義を再認識したいと考え、豊島に近い岡山県で総会を開催することを決定しました。そして翌日には、組合員有志が豊島に向かい、産廃不法投棄現場や資料館を視察することで、今後の活動に向けた決意を新たにしています。

集合写真

集合写真

資料館を視察する参加者

資料館を視察する参加者

また、今回総会を開催するにあたり、NGPは、日本品質保証機構が発行する「グリーン電力証書」を取得しました。グリーン電力証書システムとは、自然エネルギーによって発電された電力における環境価値を、第三者機関である日本品質保証機構の認証を得て、「グリーン電力証書」という形で取引する仕組みのことです。グリーン電力証書を保有することで、使用する電気が再生可能エネルギーによって発電されたものとみなすことが可能となります。さらに証書の購入費用はグリーン電力発電設備の建設・維持・拡大などに利用され、国内グリーン電力の普及拡大に貢献することができ、電力という側面でもSDGsを意識した総会運営を行いました。

総会会場に置かれた証書

総会会場に置かれた証書

グリーン電力証書

グリーン電力証書

NGPは今後も各種事業を展開することで、ステークホルダーの皆様の事業活動を支援し続けるとともに、業界全体の発展に貢献してまいります。

創立者である大石一彦氏が掲げた三大信条「お客様第一」の理念に基づき、諸先輩方が作り上げたNGPグループを、より強固なグループに発展させる為に、全組合員が一致団結し新たな時代を切り拓いて参りたいと考えています。

※1「豊島事件」
:1970年代後半から1990年にかけて、約90万トンの産業廃棄物が香川県豊島に不法投棄された、国内では戦後最大級といわれる不法投棄事件。不法投棄された産業廃棄物の中で、使用済自動車から発生するシュレッダーダストが最も多く、自動車リサイクル法制定のきっかけの1つとなった。

以上

詳細については…NGP総務広報委員会 担当 まで
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
https://www.ngp.gr.jp/

NGP協同組合事務局
〒108-0075 東京都港区港南2-12-32 サウスポート品川4F
TEL:03-6705-1208 FAX:03-6705-1209
株式会社NGP
〒108-0075 東京都港区港南2-12-32 サウスポート品川4F
TEL:03-6705-1212 FAX:03-6705-1201

第18回通常総会開催
~ 持続可能な社会の実現に向けてSDGs総会を開催 ~

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